カール毛種説明
◆プードルなどのカール毛種のわんちゃん達についてのご説明◆
 プードルなどのカール毛種のわんちゃん達は、毛のご用意があるかないかでその作り方も、また仕上がりの感じも変わってきます。

★毛のご用意が出来ない場合★
 毛のご用意がない場合は代用として普通の羊毛のほかにカール羊毛を使用します。
本来毛のご用意のあるカール毛種の場合は本体のボディを作ったら、そのボディに毛を少しずつ束にして植毛していきますが、この為の毛がないので特殊なカール羊毛と普通の羊毛を混ぜたものを代用します。
カール羊毛はとても光沢がありますが、逆にありすぎる為にそれだけを使うと光りすぎてしまう為、普通の羊毛も混ぜて使います。この場合は植毛はせず、全体的にふんわりと混ぜてボディにつけていきます。

右の写真のように全体的にふわっとした感じにはなりますが、全てがくるくるの巻き毛という感じにはなりません。 また植毛をするとかえって不自然な感じになります。

このプードルちゃんの製作アルバムはこちら です。ご参考までにご覧下さい。


★毛のご用意が出来る場合★

 次に毛がご用意できる場合のご説明をいたします。
既に亡くなったわんちゃんでしたらその量によっては【ない場合】と同じ方法を取らなくてはならないかも知れません。
そのような場合は各ページの右上にあるお問い合わせボタンでご質問くださいませ。

 これからトリミングされるわんちゃんについてご説明いたします。
正しい条件で必要十分な量の毛をトリミングしていただいた場合のみ、左の写真のようにほとんど全身をわんちゃんご自身の毛で植毛する事が出来ます。
左のプードルの製作アルバムはこちら です。ご参考までにご覧下さい。
正しい条件とは、以下をご覧下さい。

*最低3cm程度の長さがあること
*毛束が決してほぐれていないこと

 簡単に申し上げますと、この2点です。
右の写真の左側、黒い毛が正しい切り方です。右側のようにバリカンで短くカットされている場合は体の表面への植毛には使えませんので、ボディの中の詰め物として使わせていただくことになります。
 そしてもちろん、シャンプー直後にカットされた毛であることは申し上げるまでもありません。
つまりシャンプー前にカットされてしまったり、シャンプー後にブローをしてからカットされた場合は、例え十分な長さがあっても正しい条件とはいえません。
ブローをしてしまうと毛束がほぐれてしまい、プードル特有のくるくるの巻き毛がほぐれてしまうからです。
 これら2点を、トリミングに出される前にトリマーさんに必ず守ってくださるようにお伝えください。

  ただブローをしてしまったとしても、長さがありますので植毛をすること自体は可能な場合もあります。

 次に毛の量に関してです。これはカール毛種のみならずすべての犬種に言えることですが、特に決まりはありません。一本から承ります。ただし豊富にあるのであれば、それに越したことはありません。実際、たくさんお預かりしてもほとんどが使えない(長さが足りないなど理由はまちまち)場合もあります。逆に少しであってもすべて使い切れる場合もあります。それはすべて、「フェルトペット用に適しているか否か」という条件に基づいていますので、量ではなく質であることをご理解ください。  ただ、たくさんあればそれだけ適している毛が含まれている確率が高くなります。なのでそういった適した毛だけを選んで使わせていただき、それ以外は使わずに残し、最終的に仕上がったフェルトペットと一緒にご注文者様にお返ししています。  お預かりできる最大量はだいたい15g程度とお考えください。それ以上はお預かりする意味がございませんし、往復の送料がかさむだけです。
 

 15グラムというと大体左の写真程度の量です。(左に置いたのは普通の携帯電話です)くるくるのカールが残ったままである事がお解りいただけることと思います。ふんわりと両手に乗せるとかなりこんもりした量です。



 植毛はこのように、出来上がったボディに直接刺し込んでいく作業を繰り返していきます。Sサイズであっても何十箇所も毛束を刺し込んでいく、非常に手間のかかる作業です。
そしてある程度刺し終わったら全体を刈り込んでいきます。そして見本としてお預かりしたお写真に合わせたトリミングをしていくわけです。


以上、ご説明いたしましたがご理解いただけましたでしょうか?
「まだよくわからない」、あるいは「そういう風には切られていない」という方はどうぞ右上のお問合せボタンにて、お気軽にご質問ください。

 
 

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